耐Qパネル基礎

耐Qパネル基礎工法とは

近年の新築住宅工事現場では、基礎工事業者が忙しく、順番待ちで大工工事着手が出来ないという現状です。このように、基礎工事の遅れなどにより、年間の住宅着工戸数が思うよう進まないと経営が圧迫されます。

基礎工事業者にのしかかっている原因として、基礎枠の加工作業場の確保と加工日数型枠支保工材の準備と手配とそして、大型車両による現場までの運搬作業と、コンクリート打設後の型枠解体と型枠材などの引き下げや、型枠材のケレン作業など数知れない作業があります。その上、高齢化の現代において、高齢の職人にとっては重労働で、事業継承が出来ず廃業する例も増え、基礎工事業者の減少にもつながっています。

耐Qパネル基礎工法は、設備投資不要、型枠置き場も必要なく、一発打設で工期短縮の埋設型基礎工法(スマート型枠)です。
通常の型枠材に比べ1/3という軽さと、ユニット化された適正量鉄筋を使用。そのため、現状の人員でスピーディーな配筋作業、高齢者や女性でも負担軽減によって施工が可能となります。そしてコンクリート打設が一回で済むので、工期が大幅に短縮されます。 

スマート型枠の特徴

耐Qパネル基礎工法は、捨てコンクリートの上に超軽量薄型溶融亜鉛メッキ鋼板を金切はさみで加工、パネルと受け金物を電動ドライバーで組み、ベースと立ち上がり部分を一発コンクリート打設、施工が容易で工期も短く、通常基礎の約1.4倍の曲げ強度があるのが特長です。

  • 軽量化された
    超薄型溶融亜鉛メッキ鋼板(スマート型枠)と
    専用金物などの建込みが合理化を図り、
    省人化と工期短縮が図れます。

  • スマート型枠材のほとんどが
    消耗部材としてますので、
    無解体工法より解体が不要です。

  • 基礎の収縮クラック問題などが解消
    されます。

  • スラブと一体成型スマート型枠として、
    基礎コンクリート打設が一回で済む。
    (ステコンは除きます。)

  • 構成部材の積載容量が小さいため、
    従来の型枠材と比較して
    現場への搬入量が少ない
    (狭い現場でも軽トラックでの運搬が可能)

  • 軽量での手作業の為、熟練工は不在でも
    高齢者や女性も施工可能

  • 型枠加工場などの資材置き場を不要にし、
    スマート型枠材を現場へ直送運搬。

  • スーパージオ工法を使用する事で、
    深基礎納まりを容易に

在来とスマート型枠との
工事費の比較

在来工事費との参考比較
今までの基礎型枠による基礎工事金額 1,060,215

参考基礎工事費用明細書

これからのスマート型枠による基礎工事金額 1,005,165

参考基礎工事費用明細書

差額 55,050  

今までとほぼ同額でできる⇒事業収支は整う

  • 更にメリットを理解頂き
    受注金額UPにより高収益に!
  • 全コンクリート、
    一発打設等により工期短縮
  • ハンチ無しにより、
    コンクリート量の適正化
  • 基礎巾木のクラックによる
    クレーム発生無し
  • コンクリート一発打設による
    強度増で差別化
  • 枠解体不要で、残す為に
    表面劣化をしない
  • 鋼板型枠購入の
    初期投資・資材置き場不要

これらを金額にすると、数十万円の価値があります!

特許取得工法の特許証

福岡大学との共同研究により強さを証明

①破壊形式の比較
在来工法の試験体はすべてがせん断破壊しているが、スマート型枠ではせん断破壊はみられない。

②開口の影響
最大荷重の差はみられないが、在来工法は開口補強の有無にかかわらず開口部にせん断ひび割れが発生し、スマート型枠は開口補強筋の有無にかかわらず、開口部にひび割れは発生せずすべて曲げ破壊であった。

③曲げひび割れ発生荷重
すべての条件において、曲げひび割れ発生荷重はスマート型枠が在来工法を上回っている。

④コンクリートと溶融亜鉛メッキ鋼板及び発泡ポリスチレンとの一体性
スマート型枠は破壊後も溶融亜鉛メッキ鋼板の脱落はなく、コンクリートとの一体性は保たれていた。

以上のことより、スマート型枠については下記のことが言える。

  1. 1.建築基準法告示1347号(平成12年)に示す下端筋およびせん断補強筋量以上の効果ならびに開口補強筋の効果を溶融亜鉛メッキ鋼板が発揮しているものといえる。
  2. 2.スマート型枠を用いた場合、上部の水平筋D13のみで、建築基準法告示1347号(平成12年)に示す仕様を満足することができるものと考えられる。
  3. 3.スマート型枠を用いることにより、曲げひび割れが発生しにくくなる。
  4. 4.スマート型枠に用いる溶融亜鉛メッキ鋼板により、せん断破壊および開口部のひび割れを防止できる。

2017年2月21日 福岡大学工学部建築学科 教授 古賀一八 以上

スマート型枠の施工手順

  • STEP01スマート型枠部材の現場直接搬入

  • STEP02ベース金物取付

  • STEP03鋼板用レールと化粧鋼板(外周部)の取付

  • STEP04ユニット鉄筋の配筋

  • STEP05内部の化粧鋼板取付後、天端幅止め

  • STEP06通り固定

  • STEP07枠組完成

  • STEP08アンカーボルトを固定金物で固定

  • STEP09コンクリート打設

耐Qパネルの着色

耐Qパネル基礎は巾木の着色も可能です。スマート型枠は解体せず、そのまま巾木になるため、巾木モルタルの工事が不要。巾木は着色も可能なのでデザイン性が増します。
また、亜鉛メッキ鋼板なので錆びずらく、そのまま素地仕上げでも良いかと思います。