ホウ酸deあんしん保証

ホウ酸とは

ホウ酸やホウ砂など、ホウ素(原子番号5の元素)を含む無機化合物をホウ酸塩(ホウ素+酸素)と呼びます。一般的には「ホウ酸」という名前で呼ばれています。

ホウ酸は自然界のどこにでも普通に存在している物質で、地中にも水中にも含まれています。植物にとっては成長に必要な元素です。私たちの健康にとって、ホウ酸は大切な微量栄養素です。(代謝や骨の健康、脳の機能向上)

人畜無害で効果永続、しかも金属を腐食させないこのホウ酸を利用して、海外では半世紀以上前に実用化され、現在まで広く普及しています。また、このホウ酸と有機化合物との反応生成物も木材住宅の現場処理剤として実用化されています。これらを総称してホウ素系木材保存剤ともいいます。

日本では、2011年11月に公益社団法人日本木材保存協会が3種のホウ素化合物をJISK1571の性能基準を満足する木部処理材として認定しました。
同時に、一般社団法人住宅性能評価表示協会が2012年3月から上記ホウ素化合物を住宅性能表示:劣化対策等級3に適合する薬剤として認め、長期優良住宅やフラット35住宅に使用できるようになりました。

※日本の住宅に使用されている一般的な農薬系防腐防蟻剤の効果は約5年、5年ごとの再処理が必要となる。

ホウ酸の4つの特性

  • 防蟻性

    アマトシロアリやヒラタキクイムシなどの木材劣化害虫から防除が出来ます。
    また、家屋害虫などの昆虫やクモ類、ゴキブリ、ダニ、アリ、ノミなども体内にホウ酸を取り込めれば駆除することが出来ます。

  • 防腐性

    木材保存協会認定の木部処理剤に、ホウ酸系処理剤3種として認定されている木材保存剤です。またカビ菌の繁殖も抑制します。大切な木造住宅の寿命を大幅に延ばされます。

  • 持続性

    日本の住宅に使用される一般農薬系防腐防蟻剤の効果が約5年程度(5年ごとの再処理が必要とする)、ホウ酸は5年ごとのシロアリ防除処理が不要のため、経済的でもある。

  • 安全性

    揮発性のないホウ酸は空気を汚すことが無いので、健全な空気環境が求められます。
    また、ホウ酸は普通の環境では人に危険を及ぼす影響剤ではありません。万が一口にしても赤ちゃんからお年寄り、ペットまで安心ラインです。

危ない!日本のシロアリ対策と
「シロアリに強い住宅対策」

objectfit

日本しろあり対策協会(白対協)『創立30年誌』より、戦後のシロアリ防除の火付け役は、アメリカ進駐軍でした。1950年に建築基準法が制定されましたが、シロアリについては記載はなく、1960年代に入ってから、床下の湿気が原因の蟻害や腐朽が深刻化し始めて、1961年に白対協の「シロアリ防除処理仕様書」が制定されました。1986年までは、シロアリ防除にはクロルデンが使用されていましたが、環境汚染の理由でクロルデンは使用禁止となり、代わって有機リン系殺虫剤、特にクロルピリフォスがシロアリ防除剤のエースとして登場しました。しかし、この防除剤は急性毒性の激しいもので中毒事故が多発しました。

その後、シロアリ被害の急増を受けて、1971年に建築基準法令第49条に「土台には加圧注入処理剤、柱や筋交いなど外壁構造体の下部1メートルは現場処理(木部表面処理+土壌処理)することが追加されました。しかし、このパターンにも変化が始まり、省エネルギー住宅(高気密+高断熱性能住宅)の普及で、殺虫剤による木部施工に赤信号が灯りました。

建築基準法に準拠して防腐防蟻処理をしても、シロアリ予防に使われる殺虫剤(農薬)の効果はせいぜい5年程度しか持続しません。築5年で再処理するという建前ですが、多額の工事費がかかるので誰も希望しません。

住宅の品質確保として、地震、台風、積雪時の安全性に関する構造強度、木造住宅の耐久性に直結する劣化対策、上昇続けるエネルギーコスト対策としての省エネルギーの3性能は、これからの住宅設計する上での最重要課題です。その上に、安全と環境への配慮を考えると居住空間での化学薬品の使用は、厳しく制限する必要があります。また、合成殺虫剤を利用した木部処理剤のような化学的に不安定な薬剤は、新築住宅の木部処理には適さないと考える。

以上の議論から、ながもち住宅にするためのアイテムとしては、
①すべての構造材をホウ酸処理し、シロアリ、腐朽菌に対して3世代以上の耐性維持が大切。
②基礎は、地震などに対する十分な強度を保持するとともに、シロアリの床下への侵入を許さないベタ基礎とする。

ホウ酸deあんしん保証®のしくみ

『ホウ酸deあんしん保証』は、安全性・持続性に優れたホウ酸塩を使用したシロアリ防蟻対策についての保証制度です。

当社団認定工務店が『ホウ酸施工管理技士』と『木材保存管理技士』の資格を取得し、自ら防蟻処理を行う場合と当社団の認定施工代理店に施工依頼する場合の2通りが選択できる保証制度です。

この保証制度は、一般社団法人温熱環境研究所が防蟻処理の正しい知識と施工技術を持った人材育成の為に『ホウ酸施工管理技士』と『木材保存管理技士』の2つの資格を創設し、厳しい施工管理体制により、シロアリ防除業界では初めての保証期間20年、保証額3,000万円という最長・最大のホウ酸deあんしん保証を付保することが可能にしました。

ホウ酸deあんしん保証®フロー図
施工床面積に対するホウ酸塩現場処理価格表
 範囲床面積1m²あたりの設計処理価格
標準処理 基礎面より1m
土台・大引・柱・間柱・筋支
外壁面材
2,000円/m²
追加処理 床合板 450円/m²

保証書保証書サンプル

技士証

ホウ酸deあんしん保証 ロゴシロアリ20年保証
最大保証額30,000,000円

ホウ酸deあんしん木材腐朽保証

『ホウ酸deあんしん木材』は、一般社団法人温熱環境研究所指定工場にて所定濃度のホウ酸塩を含侵処理した構造材に付保する木材の腐朽保証制度です。
二重真空浸透方式により木材内部にホウ酸塩を含侵させる方法は、現場施工する場合と比べて飛躍的にホウ酸塩の付着量が多くなり、シロアリだけではなく腐朽菌や食材甲虫などの木材劣化生物に対する対候性が向上します。

当社団では、住宅の耐久性向上、木材保存、人体への安全性と快適性の品質確保、という観点からそれらの問題点を解決し、日本の木造建築を長持ちさせ、防蟻対策も含めて安全で快適な家づくりを広めるため、『ホウ酸deあんしん木材』の普及を目指しています。

『ホウ酸deあんしん木材』
発注から納品までの流れ

ホウ酸deあんしん木材®フロー図

保証書保証書サンプル

ホウ酸deあんしん木材 ロゴ木材腐朽保証50年
最大保証額50,000,000円